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   研 究 紀 要
 研究紀要(最新)バックナンバー






2006年度研究紀要第80号 共同研究号 (平成19年3月発行)

化学に関するSSC活動の取り組みの研究
− 過去のSSHの活動を踏襲し、これからの活動を考える。−


本校化学科では平成14年度よりSSHクラスで実施してきた様々な活動を踏襲し、今年度は9つのテーマで様々なスーパーサイエンスクラブ(SSC)の化学分野の活動を実施した。その中から化学実験クラブの活動である「青銅作り」、「草木染」、「草木染の継続」について特にとりあげ、その目的、具体的な内容、生徒の様子、評価・課題について報告する。
理科 山中 多美子
市田 克利
杉本 浩子
「薬品の化学」 分野の指導について
− 実験を中心とした指導例をもとに −


 新学習指導要領「化学U」では,従来高校化学では扱われていなかった「薬品の化学」分野が新たに加わった。本校では,平成16年度に先取り学習としてこの分野を取り組んだ。ここでは,その取り組みの報告を行うとともに,新しい分野である「薬品の化学」の内容理解・教材開発・指導の方法等について考てみる。
理科 市田 克利
スポーツを科学的に観て・調べて・発表しよう

スポーツの中に隠れている科学的な部分を、専門分野のサッカーを使って観て・気づかせ、生徒が好きなスポーツや関心のあるスポーツで、科学的な要素がないか探してレポートを作成させました。また、今年は、カリキュラムを考えながら、レポート内容を授業の中で発表させて導入とし、意識付けをおこない授業を展開しました。その授業の流れを掲載しています。
保健体育科 和田 栄一
高校入学時の社会科の学力に関する調査研究 (第2報)

本校地歴科と公民科では、学習指導要領の改訂が中学生の知識にどのような影響を与えるかを知るために4年間(2002年度〜2005年度)にわたって学力調査を実施し、昨年度その報告を行った(本校研究紀要 第78号)。本報告は、2006年度の学力調査をとりまとめ、第2報としたものであるが、前回と異なり、問題を全面改訂し、その分析の主眼も興味・関心、学力、男女などと知識の質との関係を追究しようとしたものである。
地歴公民科 井上 達朗
園田 平悟
野間 英喜
高田 敏尚
高等学校における数学教育の基礎研究

第2次世界大戦時の旧制中学校の国定教科書である「数学第一類」及び「数学第二類」から,現在に至るまでの日本の高校数学教科書の特徴について調べた。科学・技術が欲する数学への期待を,世相と照らし合わせながら検討を行った。日本の15歳児は,2003年PISA調査結果から「与えられた場面を生徒が解決しながら,身に付けた数学的な内容を活用・発展させる」ことの弱さを露呈した。そこで,本研究はその改善に向けての基礎研究とする。また,この観点を基に海外の教科書内容や作成の基本コンセプにおいて文献研究も行った。
数学科 河崎 哲嗣
住居領域 コンピュータ学習
− 家庭総合3単位の取り組みの中で −

今回の研究紀要は、家庭科目「家庭総合」3単位の取り組みを紹介した。本校における家庭科教育の目標に照らし、家庭科のあらゆる分野を3単位で学習するには、内容の厳選が必要である。家庭総合における年間学習計画、その中でも、コンピュータ実習を取り入れた住居分野の学習について、実践報告を行った。
家庭科 稲木 昇子
One's Way 構文に関する一考察
− One's Way 構文に生起する動詞について −

One's Way構文とは、主動詞に必ずしも移動の意味がないにも関わらず、文全体としては、主語が主動詞で表される動作をしながら前置詞句で表される経路を進んでいくという意味を表す構文である。この構文は非常に生産性が高く、様々な動詞が生起する。本稿では、生起可能な動詞についての先行研究を検証し、その問題点を指摘し、生起可能な動詞に関する制約について新たな提案をする。
英語科 境 倫代
平成17年度教育実践研究集会の記録

国語科
テーマ: 古典定番教材の研究 − 伊勢物語の授業 −

英語科
テーマ: ペアワークを活用して高校英語の基礎力を養う
平成18年度教育実践研究集会の記録

数学科
 テーマ: 第2学年 「解析T」における『反転教材』の利用− SSH 学校設定科目 「現代数学研究」における一単元の活用研究 −

地歴・公民科
 テーマT:生徒の主体的活動を促すチリ学習の試み
 テーマU:産業革命と科学技術
 テーマV:高校入学時の社会科の学力に関する調査研究

保健体育科
 テーマ: スポーツを科学的な視点から学ばせる

家庭科
  テーマ: 住居 「小規模住宅の空間演習」



研究紀要に関するお問合せ:附属高校(075-641-9195、Fax075-641-3871)の研究部
もしくはE-mail:kokokenq@kyokyo-u.ac.jp




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