本校は1998〜99年度にわたって、文部科学省が指定する高等学校教育課程等研究指定校となりました。
指定部門は「高等学校教育多様化実践研究」で、調査研究課題は「時代の要求に即応する教育のあり方研究」と設定しています。生徒の全人格的発達のために、高等学校の制度、生徒個々の理解、教科指導はそれぞれどうあらねばならないかを総合的に考察を加えて検証することをねらいとしています。研究にあたっては、京都教育大学教育学部の教官とも連携をとって推進しています。
研究の具体的な内容は、教務部を中心に望まれるカリキュラム案のあり方を、研究部を中心に学事情報処理と教育活動のあり方を、生徒指導部を中心に生徒を多角的に理解する方策と指導法のあり方を、理科を中心に教科指導法のあり方を研究の柱としています。
指定校の2年目にあたる本年度は研究会などを通じて、その成果を発表していきたいと考えています。 |