<テーマ> |
「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)における科学技術研究・開発に意欲的・創造的に取り組む人間の基礎をつくる教育の研究」 |
1.主 催 |
京都教育大学教育学部附属教育実践総合センター |
2.主 管 |
京都教育大学附属高等学校 |
3.日 時 |
平成16年2月20日(金) 9時45分〜16時45分
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4.会 場 |
京都教育大学附属高等学校
〒612-8431 京都市伏見区深草越後屋敷町111 TEL
075 (641) 9195 FAX 075(641)3871 |
5.日 程
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受 付 |
9時15分〜11時00分 |
公開授業I
公開授業II |
9時45分〜10時35分
10時50分〜11時40分 |
昼 休 み |
11時40分〜12時30分 |
全 体 会
講 演 会 |
12時30分〜13時00分
13時00分〜14時30分 |
教科研究集会 |
14時45分〜16時45分 |
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6.内 容 |
- (1)公開授業
- A.公開授業I
- 社会科 現代社会(1−5教室) 授業者:高田敏尚 「『現代に生きる私たちの課題』の扱いについて」高田敏尚
数学科 数学T(1−1教室) 授業者:藤本正裕 「数列の和、面積、体積」藤本正裕
理科 物質科学T(化学教室) 授業者:市田克利 「(実験)化学反応の速さ」市田克利
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- B.公開授業II
- 保健体育科 体育1年男(グラウンド) 授業者:高安和典 「心拍数をペースメーカーとした持久走」高安和典
数学科 応用数学U(2−1教室) 授業者:山本彰子 「学校設置科目『応用数学U』のまとめ」山本彰子
理科 科学技術(化学教室) 授業者:松森弘治 「科学・技術授業の製作物および内容発表」松森弘治
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(2)全体会(多目的ホール)
(3)講演会(多目的ホール)
〈テーマ〉「科学とコモンセンス」
〈講演者〉大阪大学大学院文学研究科教授 鷲田清一(わしだ・きよかず) 氏
(略歴)
1949年、京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。
関西大学教授等をへて、現在、大阪大学大学院文学研究科長・文学部長、
大阪大学大学院文学研究科教授(哲学講座)、大阪大学大学院医学系研究科 教授(兼任)、
東京大学大学院人文社会系研究科教授(併任)。
専攻 臨床哲学
現在の役職:
日本哲学会委員、日本倫理学会常任理事、国際日本文化研究センター評議員、内閣府総合科学技術会議生命倫理専門調査会委員等。
これまで、現象学の視点から、身体、自己/他者、顔、規範、所有、モード、 国家などを論じるとともに、美術・ファッション批評をおこなってこられたが、 近年は哲学的思考をケアや教育などさまざまな現場につなげる「臨床哲学」の プロジェクトに取り組んでおられる。
主な著作:
『メルロ=ポンティ――可逆性』(講談社)、『現象学の視線』(講談 社学術文庫)、『「聴く」ことの力――臨床哲学試論』(TBSブリタニカ、桑原武夫学芸賞)、『〈弱さ〉のちから』(講談社)、『モードの迷宮』(ちくま学芸文庫、サントリー学芸賞)、『ひとは
なぜ服を着るのか』(NHKライブラリー、NHK教育テレビ・人間大学講座のテクストを再編集)、『悲鳴をあげる身体』(PHP新書)、『じぶん‥‥この不思議な存在』
(講談社現代新書)、ほか多数。
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(4)教科研究集会
A.社会科研究集会(地理教室)
発表者 |
@高田敏尚
A高田法彦 |
助言者 |
水山光春(京都教育大学教育学部教授) |
研究テーマ |
@「学校設定科目『科学と哲学』の構想」
A「世界史における科学技術」 |
内容紹介 |
@「SSH(自然科学コース)に設置されている必須科目『科学と哲学』 の年間プランを提示し、哲学的・科学的思考力の養成を試みる。」
A「科学技術史を世界史学習に取り入れる構想について検討を試みる。 |
B.保健体育科研究集会(LL教室)
発表者 |
高安和典 |
研究テーマ |
「心拍数をペースメーカーとした持久走」 |
内容紹介 |
「80分間走の完走を目標に、走ペースの目安として各自が心拍数を計測したり、消費カロリーを計算しながら実施した持久走授業の実践報告。」 |
C.数学科研究集会(コンピュータ教室)
発表者 |
@山本彰子
A河崎哲嗣
B盛永清隆 |
助言者 |
占部博信(京都教育大学教育学部教授) 大竹博巳(京都教育大学教育学部助教授) |
研究テーマ |
「SSHにおける数学教育の実践」 |
内容紹介 |
@「SSH学校設置科目『応用数学U』の実践報告」
A「地域交流(自治体・大学・研究所・教員との連携)について」
B「数学クラブの活動について」 |
D.理科研究集会(化学教室)
発表者 |
@松森弘治
A井上嘉夫
B市田克利 |
助言者 |
広木正紀(京都教育大学教育学部教授)
村上忠幸(京都教育大学教育学部助教授) |
研究テーマ |
「SSHにおける理科教育について〜今年度の取り組みについて〜」 |
内容紹介 |
「今年度の科学・技術、生命科学T、物質科学Tの授業の取り組みを発表する。(内容は下記参照)また、その中からより効果的な理科の
授業について、参加者と意見交換を行う。」
@科学・技術(1年自然科学コース)
先端機器を利用した「ものづくり」を体験させ、理科の各領域における基礎的原理の理解と創造性の育成をはかることを指導方針として具体的には以下のような教材などを実施している。
・多目的分光放射計
・燃料電池
・ペットボトルを使った箔検電器
・モーターと発電機
A生命科学T(1年自然科学コース)
旧課程生物TBを参考に、分子による生命現象の理解を目標とする生命科学Uの基礎的学習を進めている。また、その一助として専門家による特別講義、研究室訪問と学生スタッフ達の指導のもとでの実習、
2泊3日での臨海実習などを実施している。
B物質科学T(2年自然科学コース)
化学TB、化学Uの理論分野の単元を学習範囲として授業を展開して いる。特に日常生活に関わる物質に目を向けさせて、ものづくりへの
指向を意識して取り組み、物質科学Uへつながる学習を進めている。 また、その一助として専門家による特別講義・実習や、企業協力によ
る実習、および施設・工場見学等を実施している。 |
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7.参加申し込み
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(a) 締め切り |
平成16年2月6日(金) |
(b) 方 法 |
参加者の学校名・ご氏名・参加分科会名を、参加フォーム、FAX、または郵送、でお知らせ下さい。 |
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(c) 参加費 |
無料 |
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(d) 交通路 |
地図 |