京都教育大学附属高等学校 SSH行事
2004.4.16.(金) 自然科学コース 新入生オリエンテーション
(1)本校学校長 武蔵野先生の話
以前は火星のはるか上空から撮影した写真を分析して,火星には過去に水が存在したと考えられていました。
しかし現在では探査船が火星に降り立ち,直接見てさわって調べることができるようになりました。するとかつて川があったり,表面に炭酸塩や塩素,臭素などが発見され,海水の中でできたことが判明しました。このように謎が解明されただけではなく,丸い酸化鉄の存在など,新たな謎がどんどん生まれることとなったのです。
高校3年間で自然を知る喜びを知り,どうすれば自然を学んでいけるのだろうということを考え,身につけていってほしいと思います。
関連リンク:NASA
(2)京都教育大学長 村田先生の話
学校長より火星の面白い話が聞けて,私も面白いと感じました。
情報がほしいときいつでも入手できる時代にいる皆さんをうらやましく思います。しかし多すぎることは,何を選んでいいか分からないくらいでもあります。皆さんは何が大事か選択する能力が必要です。私の高校時代は大事なニュースしか流れませんでした。そういう時代だったのです。
あることを見たとき,自分に関係あるか,そして面白いかをよく気をつけてほしいと思います。面白い材料は自然の中でいくらでもあるはず。それを見つけ,図書館なども使ってふくらませてください。科学の発達は面白いと思った人たちによって進んだのです。皆さんの中から宇宙飛行士やノーベル賞学者も出てくるかも知れないですね。とても楽しみです。
関連リンク:Nobel e-Museum
(3)数学 占部先生の話
『「フラクタル」とかけて「カオス」ととく』というお話
(4)理科は4班に分かれて各部屋に移動
谷口先生の話
中峯先生の話
坂東先生の話
武蔵野先生(校長先生)の話