京都教育大学附属高等学校 SSH行事
2006年2月9日(木) 1年生対象
校内SSH発表会
今年度1年間のSSH活動の代表的なものを1年生全員の前で発表することになりました。
発表者はこの日のために放課後や昼休みに準備を進めてきました。
残念ながら3年生は受験まっただ中ですから,素晴らしい研究があるものの発表はできませんでした。
今回は次の3つの発表です。
テ ー マ 発表者 内 容 センサープロジェクト 2年生
4名明暗を光で知らせるセンサーシステムの製作について,デバイスの特性なども説明。 数学オリンピックの問題解説 1・2年生
各1名毎年開催される数学オリンピックの問題から2問を解答解説。別解も検討。 シロアリは世界を救う?! 1年生
6名SSC(スーパーサイエンスクラブ)の活動による,シロアリの研究報告。校内にもシロアリの生息を確認!
次に写真と,聴衆である1年生の感想を紹介します。
様子 1年生の感想より センサープロジェクト班 ・センサープロジェクトは,難しいことだったのに本当に分かりやすくて納得した。感動した!
・さすが2年生と思った。実験内容や方法をすべて自分たちで考えていたのがすごいと思う。発表方法の半分が実演で分かりやすく,参考になった。数学オリンピック班 ・今までに習った内容を使っていたが,応用が多く,まったく分からなかった。解説を聞くと一応理解できたが,(私は)まだまだ勉強が必要だと感じた。問題2はちょっとできそうだと思う。
・1つの問題についてたくさんの方法で解くことがよかった。また答を出すことよりもその過程を重要視していることが分かった。シロアリ班 ・とても深い内容でびっくりした。シロアリの腸内原虫を高校生でも取り出せることにびっくりだし,シロアリを実際に探し出したこともすごいと思う。
・シロアリの化学走性が面白く,とても興味深かった。
・シロアリが水素やメタンを発生することから,将来のことを考えるようになった。
●聴衆生徒の全体的な感想
1つのテーマからいろいろな方向へ派生していって,またいろいろな結果が生まれていて,ものすごい執着心だと思った。
SSCやSSHは難しくて大変なものだと考えていたけれど,実際は思っているほど難しいものではなく,結構面白いものだなぁと思いました。これからいろいろ参加したい。
SSHといっても決められたことをやるのみだと思っていたけれど,そうでもないということが分かった。自分たちの意欲で実験や研究を進めていた。そういう所は良いと思う。
いろいろは活動を知ることができた。みんなよくまとめて分かりやすかった。自分たちの疑問を自分たちで解決ができる実験で,とても良かった。
興味深い発表ばかりだった。内容は難しいのに,説明が分かりやすかったので楽しかった。
発表がすごく上手だった。
同じ学年の人たちがいろんなことにチャレンジし,工夫し,研究できているのに感心した。
私はまだSSCに参加したことはなかったんですが,その活動がどんなものか知ることができて良かった。みんな自主的,意欲的に研究できていてすごいなぁーと思いました。パソコンを使っていて見やすかったです。
同級生や先輩達の研究の成果を見て皆の発展の広さや,研究を自ら深めていく姿勢に感じ入った。内容も上手にまとめられていて本当に見やすかった。
発表生徒の皆さん,本当にご苦労さまでした。とても好評で良かったですね。