京都教育大学附属高等学校 SSH行事

2005年7月14日(木) 3年生SSHクラス
    京都大学原子炉実験所および大阪ガス・ガス科学館 訪問

昨年に引き続き,午前は京都大学原子炉実験所を訪問しました。
まず初めに簡単な施設紹介と,ビデオによる学習をしました。
 

4つの班に分かれて,内部を案内してもらいます。
試料に中性子を当てて放射化し,アームを用いて操作する実験施設。
 

実験中の研究者の姿も見られました。安全には相当気を配っている様子。
 

 

原子炉内部の様子。下の右は原子炉の炉心上部。
 

炉心を見学する生徒。昨年同様,美しい青色のチェレンコフ光を見ることができ,大満足。
カメラ付き携帯で写真を撮る生徒も大勢いました。
 

外に出るときには一人ひとり異常がないかを確認(右写真)。
 

実験所内の放射性物質が外部に出ないよう,ここで厳重な管理と濃縮をしているとのこと。
 



午後は大阪ガス・ガス科学館を訪問しました。
まずはガス科学館にて紹介を受けた後,2班に分かれ,インストラクターの女性が案内。
液体窒素による実験もしていただきました。(でも本校生はすでに知っている内容でした)
 

ガスにまつわる様々な実験設備があり,子供から大人まで楽しみながら考えさせるように工夫されていました。
 


ガス工場をバスに乗って案内していただいたのですが,写真撮影は許されておらず,ここでは写真を掲載できません。あしからず。
天然ガス自動車とディーゼルエンジン自動車の排気ガス比較実験です。白い靴下をマフラーに付け,エンジンを吹かします。もちろん,ディーゼルの方は黒くなりますが,天然ガスの方は白いまま。
 

最後に地球環境やエネルギー問題について講義をしていただき,全員帰路につきました。