1.数式(数字で計算)
2.数式(セル参照で計算)
3.文字の連結方法
4.合計を求める(SUM関数)
5.合計を求める(金額を求めて合計を計算)
6.最大値,最小値,平均値を求める(MAX,MIN,AVERAGE関数)
7.四捨五入,切り捨て,切り上げ,整数部,剰余を求める
8.順位を求める(RANK関数),絶対参照
9.数字の比較をする(IF関数)
10.予選通過判定をする
11.判定により3種類の答えを返す
「3つ以上の条件分岐」
「IF」関数は1つの条件で2つの結果にしか分岐する事ができません。したがって、「IF」関数で複数の条件がある場合や3つ以上の結果に分岐する為には、「IF」関数を複数使って「入れ子の式」を作る必要があります。
【入れ子にする(ネスト)】
この演習で問題になるのが「判定による答え」が3つある事です。
考え方としては『もし「年齢」が22歳以下なら「\1,000」、でなかったら、もし「年齢」が60歳以下なら「\1,200」、それでもなかったら(23〜59歳なら)「\1,500」』と言うように「偽の場合の答え」の方に、さらに「IF」関数が入ります。従って以下のような式となります
=IF(B6<=22,1000,IF(B6>=60,1200,1500))
この「IF」関数の入れ子を複数使っていくと、さらに複雑な判定の式を作る事ができます。しかし慣れない内は、入れ子を増やすと訳が分からなくなってきますので、上のような図を作ってみると良いでしょう。
複雑な判定式となる場合は一般的に「AND」や「OR」という関数を使う場合が多い。
12.個数を求める(COUNTA,COUNTIF関数)
13.検索値と完全に一致する値だけを検索する@ (VLOOKUP 関数)
VLOOKUP 関数の型
=VLOOKUP (検索したい値 ,リストのセル範囲 ,答えとして返すリストの列番号 ,検索の型)
【検索したい値】
リストの左端列で検索をする値を指定します。
数値、セル参照、文字列を指定します。
【リストのセル範囲】
目的のデータが含まれるリストを指定します。
【答えとして返す列番号】
リストで答えとして返したい目的のデータが入力されている列をリストの左端からの列数で指定します。
【検索の型】
検索の型に TRUE を指定した場合と検索の型を省略した場合は、検索値と一致した行がなくても、検索値未満で最も大きい値が入っている行を検索行とすることができます。
検索の型に FALSE を指定した場合は、検索値と完全に一致する値が入っている行のみ検索し、みつからなかった場合はエラー値 「#N/A」 を返します。
14.検索値と完全に一致する値だけを検索するA (VLOOKUP 関数)
15.近似値で検索する=検索の型:TRUE (VLOOKUP 関数)
16.別のシートにあるリストを検索する (VLOOKUP 関数)
【複数のシートを利用する】
再利用を高める工夫として、1つのシートだけで処理するのではなく、複数のシートを利用するとよい場合がある。たとえばデータ用シートと計算用シートに分けておくと、データに変更があるときはデータ用シートを変更し、計算や式に変更があるときは計算用シートのみを変更すればよい。
今回の演習では選手データを「選手名簿」シート,スターティングメンバー表を「関数(13)」シートに分けています。
【他のシートのセル参照】
関数の引数のなかでセル参照をするときには、同じシートだけでなく、他のシートのセルも参照することができます。
上の図は「関数(13)」の演習を「関数の貼り付け」機能を使って完成させたもので、2つめのボックスには「リストのセル範囲」を指定します。
ここで同一シートのセル範囲を指定すると「A2:B71」という風になるのですが、今回のように他のシート「選手名簿」のA2からB71を指定すると、セル範囲を表す「A2:B71」の前に「選手名簿!」が入り、「選手名簿!A2:B71」と表示されます。
このように計算式または関数の引数にセル番地または範囲を指定する場合、その前に「シート名!」と記述すれば、他のシートのセル参照を行うことができます。
17.乱数を使用して席替え可能な「座席表」を作成する